ドラゴンモデルズ製　米陸軍第82空挺師団　　　パスファインダー(先遣部隊員)トム

ドラゴンモデルズ製 米陸軍第82空挺師団 パスファインダー(先遣

ドラゴンモデルズ製 米陸軍第82空挺師団 パスファインダー(先遣

ドラゴンモデルズ製 米陸軍第82空挺師団 パスファインダー(先遣

ドラゴンモデルズ製1/6米陸軍第82空挺師団中佐カスタム(箱無し訳

ドラゴンモデルズ製 米陸軍第4歩兵師団バズーカチーム2体セット

ドラゴンモデルズ社製、2002年に発売のアメリカ陸軍第82空挺師団所属PATHFINDER(先遣部隊)トムのフィギュアです。真っ先に戦地に入り後続部隊を誘導する役目を担うエリート部隊兵です。常に最前線で戦う危険が伴う空挺部隊は精鋭が集まる部隊ですがパラシュート降下（エアボーン)中は全くの無防備状態で敵弾が跳んで来ても身を隠せず反撃も非常に困難になります。パラシュート降下は時に数十〜数百機の航空機から数百人の大隊〜数千人の旅団規模で降下が行われる事も多く、降下地点に敵軍が展開していれば一気に壊滅しかねず、降下地点を誤ったりタイミングがズレれば部隊は離散状態となって能力をフルに発揮不可能です。パスファインダーは本隊の降下前に先行して少人数で降下予定地点となる前線または敵領内に潜入、偵察を行い安全な降下ポイントを選定して着陸地点を確保する責務があります。その後、航空管制を行いつつ本隊を目標地点へ誘導もします。本体が到達するまでは支援を受けずに単独での行動が不可欠なため補給や支援なしで作戦行動できる装備と能力を備えており精鋭が集まる空挺歩兵の中でもさらにエリートとされ(特殊部隊ではありませんが)通常8～12人のパスファインダーと6人の護衛兵士からなる小隊規模で編成されます。世界で初めてパスファインダーを編成したのは英国で最初の任務は1943年のイタリア・シチリア島への降下作戦でした。小隊の役目は本体の降下30分前までに降下予定ポイントに到達し降下エリアを正確に示すための目標の設置とグライダー着陸のための着陸地点の確保、そして、障害物の排除と敵の干渉を防ぐ事でした。英軍から戦術指導を受けた米軍は陸軍にパスファインダー小隊を創設。初陣となるノルマンディーでは作戦前夜に空挺部隊が内地に降下し海岸からの本隊上陸を支援しました。バルジの戦いでも孤立する戦線の部隊にパスファインダーの誘導によって潤沢な補給物資を投下させた事により劣勢からの形勢逆転劇を演じドイツ本土への侵攻再開を早めました。出品のフィギュアはパスファインダー小隊特有の現場作業で迷彩を施した空挺部隊ユニフォーム、降下目標表示シートや専用に改造されたM1A1短機関銃、防弾板を兼ねた5連装マガジン・パウチx2個など興味深い装備品も付属しており空挺作戦前の緊張感が伝わって来る様です。品物は未使用の美品です。宜しくお願い致します。